資格、免許申請不要の手軽な通信手段として大変人気があり、 ビジネス、レジャーを問わず幅広く使用されています。”特小”・”インカム”とも言われます。
特定小電力無線には
- 単信通信方式
- 複信通信方式(同時通話)
- 複数人数で同時通話ができる複数同時通話方式
があります。
特定小電力無線の通話距離
特定小電力無線の通話距離は約200m、見通しがよければ約1000mくらい飛びます。市街地などでは、100m程度の場合もあります。 同時通話方式の飛距離は単信通信より短くなります。特小の単信通信には飛距離を倍増する中継装置(レピータ)が許可されています。
チャンネル数
チャンネル数は”20ch”・デジタルスケルチなどでグループ分けができます。
電池
電池のほか、市販されている単3乾電池がほとんどの機種で使用できます。
同時通話方式には
- 通話時間に制限のない「特定小電力1mW機」
- 制限時間3分の「特定小電力10mW機」
- 「10mW/1mW」切り替えのできる3種類
があります。
1mW機は通話時間に制限がないため、通話が途切れると危険な作業連絡に適しています。また、同時通話方式の無線機は、 ヘッドセットを取付ければ電話感覚でのハンズフリー通話ができます。
同時通話方式は、基本的には1:1の通話となります。複数人数で同時通話ができる機種にはMICS・ミックスやIC-4880・IC-MS4880 があります。