QPTTを押し続けずに送信する方法はありますか(PTTホールド / VOX機能)
長時間の送信やハンズフリーで通話したい場合に便利な機能として、以下のものがあります。
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PTTホールド機能
PTTボタンを一度押すと送信状態が続き、もう一度押すと待受け状態に戻る機能です。
無線機本体でPTTホールドを設定しておくと、ボタンを押すのは送信の開始時と終了時だけで済みます。
終了時の押し忘れに注意が必要です。 -
PTTロック
オプションのPTTスイッチなどに搭載されている機能で、1アクションで送信状態を維持できます。
スライド式や、ロック専用ボタンがあるタイプなどがあります。 -
VOX(音声起動)機能
声に反応して自動的に送信を開始・終了する機能です。
ただし、音声以外の騒音に反応して送信状態になってしまう誤動作も多く、業務中に意図しない通話が始まるリスクもあるため、使用には慎重さが求められます。 -
同時通話無線機
そもそもPTTボタンを押し続ける必要がない無線機です。
原則として、一度接続すれば電話のように常時通話が可能なため、PTT操作は不要です。
※同時通話・多重通話に対応したIP無線の場合は、通常PTTを押している間だけ送信します。
QPTTを押しても「プー」「ピピ」などの音がして送信できません
キャリアセンスが働いている可能性があります。
受信ランプが消えてから、再度送信をお試しください。
受信ランプが消えているのに送信できない場合は、「受信専用モード(送信禁止モード)」になっていないか、ご確認ください。
受信専用モードになっているかどうかの確認方法は機種によって異なります。ご不明な場合は確認されたい機種(無線機の型番)をご指定の上、お問合わせください。
無料ご相談窓口Q複数のチャンネルを切替えて送信したい(セカンドPTT)
セカンドPTT(セカンダリPTT、サブPTT等とも呼ばれます)とは、一台のトランシーバーで複数のチャンネル(グループ)に対し、それぞれ異なるPTTボタンを使って送信できる機能のことです。
本来、トランシーバーは一度に一つのチャンネルで通信しますが、この機能があれば、チャンネルを切替える手間なく、瞬時にそれぞれのグループに連絡が可能になります。
例えば、2つの異なるグループを管理する方が、誤送信のリスクを減らしつつ、効率的に指示を出したい場合に非常に役立ちます。



