業務用簡易無線(携帯機)

  • 通信距離~3km
  • 資格不要
  • 申請必要

資格不要、申請だけで使用できる最もポピュラーな業務用無線機です。業種を問わず多くの企業で使用されています。

業務用簡易無線は大きく2種類に分かれ、一つは法人や団体、事業者としての無線局開設の免許申請が必要な無線機(免許局)、もう一つは個人やレンタルでの使用も可能な登録申請のみで使用できる無線機(登録局)があります。

アナログUHF業務用簡易無線は、使用期限が2024年11月30日までとなっており、2024年12月1日以降は使用できなくなります。

アナログ簡易無線の使用期限についてはこちら ➡

続きを読む

■ 業務用簡易無線の特長
簡易無線の最も大きな特長は、簡単な操作で誰でも使えることで、使用者に資格は不要です(申請は必要です)。
最大出力5Wまで使用できます。
現在の業務用無線機の多くは小型軽量の機種が多く、防水性・機密性が高く、電池も長時間使用できる大容量リチウムイオンが使われています。
エマージェンシーキーなどの便利な機能、使い勝手を良くするオプションも豊富です。
デジタル業務用簡易無線は、ザザーという雑音のないクリアな音声と、通信を傍受されにくくする秘話機能を特長としています。

 

■ 簡易無線にはUHF帯・VHF帯の2種類があります。
VHF簡易無線(免許局)は、デジタル(3A)19ch・アナログ9chで、見通し距離の範囲は電波の届き具合も良好です。見通しの良い広い場所などでの通信に利用されています。
波長が長く、不感地帯が発生することがあります。
UHF簡易無線(免許局:3B / 3C)は、デジタル75ch(そのほか中継用10chの3Dもあり)で、電波の到達距離がVHFよりやや短いですが、VHFよりも雑音に強くチャンネル数も多いため、あらゆる業種で人気があります。
登録局簡易無線(3R / 3S / 3T / 3U)は、VHF簡易無線(免許局:3A)とUHF簡易無線(免許局:3B / 3C / 3D)の中間の周波数です。
チャンネル数は3R /3T(陸上用)が82ch、3S / 3U(上空用)が15chです。

 

■ 免許局の使用に際しては免許申請が必要です。
登録局は複数台でもまとめて申請できる簡単な登録申請だけで使用できます。
無線局免許状や無線局登録状の有効期間は最長5年間で、5年以上使用する場合は再免許申請・再登録申請を行います。
ご購入いただく無線機の免許申請や登録申請の手続きは当社で代行いたしますので、お気軽にお申しつけください。

無線局の申請についてはこちら ➡

 

■ 交信可能な距離
市街地 1km~2km(見通しが良ければ~3km)
高層ビル内での通話は1階~15階程度が可能です。(場所や建物によっては30階程度)

こんな場面におすすめします

どの機種を選べばよいか分からないどの機種を選べばよいか分からない

モトローラ

スタンダード

スタンダードホライゾン

アイコム

ケンウッド

アルインコ

シーエスアール

どの機種を選べばよいか分からないどの機種を選べばよいか分からない

無線機の種類から探す

業種・用途から探す

メーカーから探す

  1. 特集「除雪作業にIP無線」

  2. 特集 学校行事ではトランシーバーが大活躍

  3. 特集 ICOMのIP無線 IP500シリーズのおすすめ

  4. 特集「アナログ無線機の使用期限」